2020-02-02 授業で使える詩(13)「忘れもの」高田敏子 忘れもの 高田敏子入道雲にのって夏休みはいってしまった「サヨナラ」のかわりに素晴らしい夕立をふりまいてけさ 空はまっさお木々の葉の一枚一枚があたらしい光とあいさつをかわしているだがキミ! 夏休みよもう一度 もどってこないかな忘れものをとりにさ迷子のセミさびしそうな麦わら帽子それから ぼくの耳にくっついてはなれない波の音