道徳推進教師として

小学校教諭。 昨年度から、道徳推進教師を任されています。それまで、道徳を真面目にやってこなかったので、本気で勉強している真っ最中です。自分の実践などを、ここで紹介していきたいと思います。国語や学級通信にも力を入れています。 教育実習で担当の先生からいただいた「学び続ける教師こそ教える資格あり」という言葉を忘れずに、子どもたちと共に学び成長し続ける教師でありたいと思っています。https://twitter.com/maru_teacher220

#02 どう解く?(授業の流れ)

道徳授業開き「どう解く?」

導入

○絵本の表紙を見せる
 ・「どう( )く」

 ・( )に漢字一字が入ります。何が入りますか? →どう(解)く

 

展開

○絵本を読む

 ・食べていい動物と、食べちゃいけない動物の違いってなんだろう?

 ・ついていい嘘と、ついちゃいけない嘘って、どう違うんだろう?

 ・人数が多いほうが、正しいってどうして言えるんだろう?

 ・どうして正義のヒーローは、悪者をなぐっていいんだろう?

 ・国と国のケンカは、どうして怒られないんだろう?

 ・女の子はズボンもはくのに、どうして男の子はスカートをはかないんだろう?

   ※それぞれに問いに対して、2、3人に聞く

 

○発問
「これらの問いの共通点は何ですか?」

 →答えがない、答えが一つではない、答えがたくさんある

 

○絵本の2ページから5ページを読む


○発問 「この中で、みんなで話し合いたい問いはどれですか?」「1つ選びましょう」

 

○話し合い(輪になる) ①自分なりに考える ②1人1回は意見をいい、みんなで話し合う

 

まとめ

 世の中には、答えがはっきりしない問題の方が多いです。道徳の授業では、そんな問題を、「ああだこうだ」言いながらみんなで考えませんか。友達の意見聞いてたら、あっ、「こんな考えもあるんや!」「確かに!」「なるほど!」と、新しい発見もあるかもしれません。それが、クラスみんなで学ぶ意味なのだと思います。